領主館へようこそ あとがき

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 おそらくシリーズで最も業の深いキャラクター、ジョット・コーウィッヂを掘っていく感じにしてみたのですが、うーん…うまくやれたかはなんとも。
 今回一人称&途中で折り返すという荒業を使ったため、後半の執筆が楽でした。骨組みができたところに肉付けっていいですね。
 だからみんなプロット書くのかぁ~と思いながら、今回も一発書きでお届けしました。
 それとは別に、筆を進めながら感じていたのはこれ。
 『ユンに比べてジョットの感情がどんどん粘着質になってくなぁ…』。
 自分でキャラ設定しておきながら『うわぁ…』ってなってました。
 でも多分、後ろ暗いおっさんが若い子に一方通行するとコンプレックス起因でこんなんになると思います(根拠なし)。
 なお、エピローグにあるお嫁様の嫌がらせの結果は旧作にちらっと出してますので、気が向いたら漁ってみてください。
 次回作は春頃予定ですが、執筆&UPする時間があるのか謎なんで期待せずゆるりとお過ごしいただきたい!
 リアとデューイとかシッリア氏とかのサブキャラの小話も書いてみたいとか思いつつ、そんな暇あるのかと現在セルフ突っ込みしています。
 ではまた別のお話で。